お知らせ
明日、8月24日(火)は第4火曜日のため、全館休館です。
8月25日(水)より通常通り開館いたします。
特別展「観潮楼の逸品-鴎外に愛されたものたち」は9月12日(日)までの開催となります。
竹内栖鳳作《楳雀図》
鴎外は美術に造詣が深く、同時代の美術家と沢山の交流がありました。
楳(うめ)の枝にとまる雀の様子が描かれた小品ですが、動物画を得意とした栖鳳らしい作品と言えるでしょう。鴎外の長男・於菟によると、栖鳳自身が気に入っていた作品だったそうです(森於菟『鴎外の死面と遺品』)。
鴎外晩年の日記『委蛇録』の大正7年1月30日の項には「竹内栖鳳贈予画」とあり、この作品が贈られたことを指しているとみられます。前年12月に帝室博物館総長兼図書頭に就任したばかりの鴎外。新たな仕事を前に慌ただしい日々を過ごす中で、この愛らしい雀の姿に安らぎを覚えていたかもしれません。
特別展「観潮楼の逸品―鴎外に愛されたものたち」は9月12日(日)までの開催です。
明日、7月27日(火)は第4火曜日のため、全館休館です。
7月28日(水)より通常通り開館いたします。
特別展「観潮楼の逸品-鴎外に愛されたものたち」は会期を延長し
9月12日(日)までの開催となります。
現在開催中の特別展「観潮楼の逸品―鴎外に愛されたものたち」
文具、印章のコーナーで、一部展示替えを行いました。
本日7月12日より、朱墨の残る墨置、べっ甲製のペーパーナイフ、
学生時代の鴎外が頻繁に使用していた蔵書印など、
新たに14点をご覧いただけます。
本展は、会期を延長して9月12日(日)までの開催です。
(会期中の休館日は7月27日、8月24日いずれも火曜日)
予約制ではありませんので、ご都合にあわせてご来館くださいませ。
※混雑時は入場制限を行う場合があります。
森鴎外は大正11(1922)年7月9日午前7時に亡くなりました。
文京区立森鴎外記念館では鴎外をしのび、明日7月9日(金)に以下の催しを行います。今年は100回忌です。この機会にぜひ記念館へお立ち寄りください。
■早朝開館
いつもより1時間早く9時から開館します。
開館時間:9時~18時閉館(最終入館17時30分)
■オリジナルしおりプレゼント
当日展覧会を観覧された方には、オリジナルしおりをプレゼントいたします。
7月中は鴎外の遺言書のオリジナルを展示しています。開催中の特別展「観潮楼の逸品―鴎外に愛されたものたち」と合わせて、鴎外の人生をご堪能ください。