お知らせ
文京区ゆかりの文化人である木下杢太郎(1885~1945)。
2015年は、生誕130年・没後70年の記念の年でもあります。
鴎外と同じく、医学者でもあり作家でもあった杢太郎は、
すでに同時代の新聞でも、「鴎外2世」として注目されていました。
鴎外と交わり、何を受け継いだのか…
パート1では、50点の資料を通じて、二人の交流と杢太郎の鴎外研究をたどります。
展覧会の詳細はこちらです。
特別展「谷根千“寄り道”文学散歩」も残すところ最後の週末となりました!
かけこみ、見どころ紹介その3をアップです!
鴎外は、女性の文化人たちの活動を応援していました。鴎外と露伴、斎藤緑雨が展開していた文芸批評「三人冗語」で、樋口一葉の『たけくらべ』を絶賛したことはよく知られています。鴎外はその他にも、与謝野晶子の才能を認め、晶子が渡欧するのを援助したり、平塚らいてう等が結成した青鞜社を応援したりしていました。鴎外の妻・志げや、妹・小金井喜美子は同社の賛助会員となっています。
展覧会では、こういった女性たちの活動を示す資料を展示中です。また、鴎外の長女・森茉莉、露伴の次女・幸田文の自筆原稿や愛用品等も展示しています。もし、見逃した資料がありましたら最後のチャンスにぜひご来館ください!