お知らせ
明治元年から大正4年まで森家の人々の年齢を一覧し、欄外に生年月日を記した一枚の方眼紙です。年齢一覧の下には、その年におこった事柄が記されています。明治5年「シヅオ、リン東京(静男、林[太郎]東京)」から始まり、「リン本カウ(林[太郎]本郷)」「全カ千シユ(全家千住)」など各人の住いや鴎外ら兄弟の通学歴、「トシクル(登志くる)」など結婚、父や祖母の死などが記されています。その下にもう一つ「向シマ(向島)」「西洋」「千シユ(千住)」「小クラ(小倉)」「千タキ(千駄木)」の文字が横書きで記され、当時どこに住んでいたのかが一目で分かるようになっています。

ミュージアムショップでは開催中のコレクション展「鴎外の東京の住まい」ミニ展示ガイドを発売中です!
解説や出品資料キャプションに加えて、鴎外の住まいと観潮楼跡地の現在までの足跡を辿った年譜も収録しています。B5判、12ページで税込300円です。
通信販売も承っておりますので、お気軽にお問合せください。
なお、ミュージアムショップでは、展覧会でも紹介している現在の記念館の設計を紹介する建築雑誌やペーパークラフトも販売しています。展示をご覧になったあとは、是非ミュージアムショップにお立ち寄りください!

本日よりコレクション展「鴎外の東京の住まい」が開幕しました!
鴎外は150年前の1872年に10歳で故郷・津和野を離れ上京し、100年前の1922年に60歳で死去するまで東京に暮らしました。
本展では、鴎外が人生のほとんどを過ごした東京の住まいを辿ります。
また、鴎外が30歳から60歳まで暮らした観潮楼(現・当館)の現在までの歩みを紹介します。
鴎外はどんな住まいに暮らしていたのでしょうか?
観潮楼跡地に建つ当館で是非ご覧ください。ご来館をお待ちしています。
会期:2022年8月5日(金)~10月16日(日)
※休館日 8月22日(月)・23日(火)、9月26日(月)・27日(火)
開館時間:10時~18時(最終入館17時30分)
観覧料:一般300円(20名以上の団体240円) ※中学生以下無料
8月1日(月)から8月4日(木)は、展示替えのため全館休館いたします。
8月5日(金)からは、コレクション展 「鴎外の東京の住まい」を開催いたします。
ぜひ、お立ち寄りください。


