お知らせ
文京区民チャンネル(CATV)「文京浪漫紀行」で、現在開催中のコレクション展「生誕110年・没後30年 森類―ペンを執った鴎外の末子」にちなみ、《鴎外の末子 森類の生涯》が放送されました。
ご遺族のインタビューや展示資料をとおして、森類の生涯を辿ります。
本番組はYouTubeでもご覧いただけます。ぜひご視聴ください!
文京区民チャンネル「文京浪漫紀行」《鴎外の末子 森類の生涯》はこちら。
11月1日は当館の開館記念日です。
当日、展覧会をご観覧の方全員に当館オリジナルポストカードプレゼントいたします。
ぜひお立ち寄りください。
※ポストカードの絵柄は選べません
明日、10月26日(火)は第4火曜日のため、全館休館です。
10月27日(水)より通常通り開館いたします。
コレクション展「生誕110年・没後30年 森類-ペンを執った鴎外の末子」を引き続きお楽しみください。
書簡「類筆 志げ、茉莉宛」1933(昭和8)年頃
現在開催中のコレクション展「森類―ペンを執った鴎外の末子」は、「第一章 類の生涯」「第二章 ペンを執った類」の二部構成で展開しています。
鴎外没後、15歳となった類は絵画を習い始めます。洋画家・長原孝太郎や藤島武二に師事し、昭和6年から2年あまり、共に絵画を学んでいた次姉・杏奴と共にフランスへ遊学。著名な画家たちも通った、パリの画塾アカデミー・ランソンに通いました。
この書簡は、類が母・志げと長姉・茉莉に宛てたもので、「世界中で一番愛してゐる」というカフェの店名が印字された用箋に書かれています。帰国が迫る頃に書いたとみられ、書中には「みれんがのこる」とあります。パリでの生活は、類にとって生涯忘れることのない輝かしい経験となりました。
現在はエッセーストとして知られる類ですが、類の画業にまつわる資料も展示しておりますので、この機会に是非ご覧ください。
2017年度よりコレクション展ごとに、解説や資料キャプションを収録したミニ展示ガイドを制作しています。現在開催中のコレクション展「生誕110年・没後30年 森類-ペンを執った鴎外の末子」も当館ミュージアムショップにて発売中です!