お知らせ
2月24日 展覧会関連講演会「〈父性〉としての峰子」当選通知をお持ちの方へ
現在、新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されており、当館では厚生労働省のガイドラインを確認しながら対応を進めております。
2月20日に発表された厚生労働省からのメッセージは、政府として一律の自粛要請を行うものではありません。しかし、開催する場合は、感染機会を減らすための工夫(参加者への手洗いの推奨、アルコール消毒薬の設置、風邪のような症状のある方には参加をしないよう依頼をすること)など、感染拡大の防止に向けた対策を講じることが求められています。
このような状況を鑑み、当館では対策を講じた上で、標記の展覧会関連講演会について、予定通り開催することにいたしました。
なお、ご出席の際には、ご自身の万全の予防対策、万が一感染の疑いがある場合の出席の自粛、参加途中で体調がすぐれない場合のご申告等、ご対応くださいますようお願い申し上げます。
令和2年2月22日 文京区立森鷗外記念館
・書簡「森静男筆 森篤次郎宛」明治18(1885)年3月17日付、
・森静男手録「随筆記」年不詳
鴎外の父・静男が医師として活躍していた頃の資料です。
次男・篤次郎に宛てた書簡(写真、中央上)からは、卒中で倒れた旧藩主・亀井玆監(これみ)を見守る医師・静男の姿を垣間見ることが出来ます。
「随筆録」(写真、左上)に書かれた診療の記録からは、患者に様々な職業、年齢の男女を診察していたことが分かります。静男は明治12年、現在の足立区千住に橘井堂医院を開業していました。
いつもは、なかなか展示する機会の無い資料です。是非、足をお運びください。
明日(2月19日)には、コレクション展「父と母~鴎外のファミリー・ヒストリー」のギャラリートークが行われます(申込不要、展示観覧券が必要です)。ご来館をお待ちしております。
コレクション展「父と母~鴎外のファミリー・ヒストリー」は4月5日(日)まで開催しています(休館日は2月25日(火)、26日(水)、3月24日(火))。
当館では、2017年度からコレクション展毎に、解説文や資料キャプションを収録したミニ展示ガイドを作成しています。現在開催中の『父と母~鴎外のファミリー・ヒストリー』でも、好評販売中です。


本日より、コレクション展「父と母~鴎外のファミリー・ヒストリー」がはじまりました。鴎外の父母、静男、峰子を中心に、鴎外の妻の父母についても紹介しています。
又、「鴎外作品より」のコーナーでは『半日』『カズイスチカ』『街の子』『山椒大夫』など親子が登場する鴎外作品を鑑賞できます。
鴎外の父母があの人と…、意外なつながりが見えてくる展示です。是非ご来館ください(会期~4月5日、休館日は1月28日、2月25日、26日、3月24日)。
1月14日(火)から1月17(金)まで、展示替えのため全館休館いたします。
1月18日(土)からは、コレクション展「父と母」を開催いたします。ぜひ、お立ち寄りください。