お知らせ
本日1月22日(月)は、積雪のため薮下通り側入り口を閉鎖しています。
ご来館の際は、大観音通り側入り口をご利用ください。
1月23日(火)については追ってお知らせいたします。

1月9日(火)~12日(金)は、展示替えのため全館休館です。
1月13日(土)からは、コレクション展『鴎外・ミーツ・アーティスト―観潮楼を訪れた美術家たち』とシンポジウム「深読み?!森鷗外―鷗外とピグマリオン・コンプレックス―」関連ミニ展示『菅実花 The Silent Women』が始まります。
鴎外と漱石の出会い 明治29年1月3日
あけましておめでとうございます。記念館は本日1月4日より開館しています。
展覧会では、明治29(1896)年1月3日に根岸の子規庵にて開催された新年句会「発句始」の句会稿を出品しています(写真左・公益財団法人虚子記念文学館蔵)。
現在並び称されることの多い鴎外と漱石ですが、二人の初めての出会いはこの句会であったと言われています。展示中の箇所は、右ページに漱石が選句末尾に書いた署名、左ページに鴎外の選句が記されています。
同ケース内には、漱石が高浜虚子に送った書簡(明治29年12月5日、写真右上・公益財団法人虚子記念文学館蔵)も展示しています。「道後の温泉にて神仙体を草したる事(中略)皆過去の記念として今も愉快なる印象を脳裡に留め居候」と虚子らと「神仙体俳句」をつくった思い出を綴っています。この俳句は、鴎外たちが発行した雑誌「めさまし草」巻之3に掲載されました。
*写真資料名、左・新年句会稿「発句始」、右上・「夏目漱石筆高浜虚子宛書簡」明治29年12月5日、右下・高浜虚子著『漱石氏と私』書店アルス 大正7年1月刊 いずれも公益財団法人虚子記念文学館蔵
特別展「明治文壇観測―鴎外と慶応3年生まれの文人たち」は平成30年1月8日(月・祝)まで開催しています。会期末まであと5日となりました。ご来館をお待ちしております。
明日12月26日(火)は、第4火曜日のため、全館休館です。
また、年末年始は12月29日(金)~1月3日(水)まで全館休館です。
開催中の特別展『明治文壇観測ー鴎外と慶応3年生まれの文人たち』は、1月8日(月・祝)までです。
お出かけの際は、ご注意ください。