お知らせ

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 投稿日時: 2021-03-17 (1255 ヒット)

(上)巌谷小波筆鴎外宛書簡 明治231890)年(推定)125日付

(下)巌谷小波『こがね丸』 博文館 明治241891)年1月 【復刻】

 

コーナー展示「鴎外と児童文学者・巌谷小波(いわやさざなみ)」では、昨年生誕150年を迎えた児童文学者・巌谷小波と鴎外の交流を、当館が所蔵する小波筆鴎外宛書簡を中心に紹介しています。

 

小波は尾崎紅葉率いる硯友社(けんゆうしゃ)の一員として小説や評論を執筆していましたが、少年時代から児童文学に関心を持っていました。そんな小波が創作童話『こがね丸』を発表したのは明治241月のこと。当時の日本では児童文学という分野が確立していませんでしたが、『こがね丸』が先駆的な役割を果たしました。

 

実はこの『こがね丸』の序文は、既に文壇をけん引する存在だった鴎外が執筆しています。序文執筆依頼のため、鴎外に訪問日時を相談する書簡を展示しています(写真上)。この書簡の2日後(127日)、小波は鴎外宅を訪ねて序文執筆を依頼し、鴎外はそれを快く引き受けました。鴎外は児童文学の誕生を喜び、更なる発展を期待する序文を寄せています(写真下)。

 

コーナー展示と開催中のコレクション展「拝啓、森鴎外様―鴎外に届いた手紙 Part2文学者のたよりを読む」328日(日)までの開催です(休館日:323日(火))。 


 投稿日時: 2021-03-03 (1173 ヒット)

尾崎紅葉筆鴎外宛書簡 明治23(1890)年10月頃

 小説家・尾崎紅葉(1868-1903)が小説叢書『新著百種』の版元に持たせた紹介状です。
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版元・吉岡書籍店主人を紹介し、その依頼の主旨を伝えています。
 吉岡は「来春松の内に(中略)華々敷撃(はなばなしくう)つて出」るため鴎外の作品掲載を希望していました。鴎外が小説の発表を始めたのは同年1月のことですが、既に文壇に評価されていたことをうかがわせます。
 鴎外は吉岡の執筆依頼を受け、翌24年1月28日発行の同書へ小説『文づかひ』を発表しました。

 展覧会期は2021年3月28日(日)までです。(休館日:3月23日(火))


 投稿日時: 2021-02-23 (989 ヒット)

224日(水)、25日(木)は、燻蒸のため全館休館です。

 

226日(金)は通常通り10時に開館いたします。


 投稿日時: 2021-02-17 (1023 ヒット)

本日217日は、森鴎外の新暦の誕生日です!
今年は新暦の誕生日を記念して、当館ウェブサイト内「館蔵品紹介」のページを更新しました!このページは、館蔵品を画像と共に紹介しているもので、年に一度10点を追加更新しています。本日の更新を併せて、現在60点の館蔵品をご覧いただけます。

当館展示室内、常設コーナーでは、資料保護のため定期的に展示替えを行っているため、常に同じ資料をご覧いただくことが出来ませんが、ウェブサイトであればお気に入りの館蔵品をいつでもご覧いただくことが可能です。

外出や遠出が難しい日々が続いておりますので、ぜひ「館蔵品紹介」ページご活用いただき、「お家ミュージアム」をお楽しみください!


 投稿日時: 2021-01-28 (1118 ヒット)

 新型コロナウイルス感染症の拡大状況に鑑み、下記のイベントにつきましては、中止といたします。

 ご迷惑おかけいたしますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。

 延長開館

 214日(日)

※通常通りの開館時間です。モリキネカフェも同様。

 モリキネ落語「らっ好兼太郎落語道中膝栗毛」

 214日(日)


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