お知らせ
尾崎紅葉筆鴎外宛書簡 明治23(1890)年10月頃
小説家・尾崎紅葉(1868-1903)が小説叢書『新著百種』の版元に持たせた紹介状です。
版元・吉岡書籍店主人を紹介し、その依頼の主旨を伝えています。
吉岡は「来春松の内に(中略)華々敷撃(はなばなしくう)つて出」るため鴎外の作品掲載を希望していました。鴎外が小説の発表を始めたのは同年1月のことですが、既に文壇に評価されていたことをうかがわせます。
鴎外は吉岡の執筆依頼を受け、翌24年1月28日発行の同書へ小説『文づかひ』を発表しました。
展覧会期は2021年3月28日(日)までです。(休館日:3月23日(火))
2月24日(水)、25日(木)は、燻蒸のため全館休館です。
2月26日(金)は通常通り10時に開館いたします。
本日2月17日は、森鴎外の新暦の誕生日です!
今年は新暦の誕生日を記念して、当館ウェブサイト内「館蔵品紹介」のページを更新しました!このページは、館蔵品を画像と共に紹介しているもので、年に一度10点を追加更新しています。
当館展示室内、常設コーナーでは、資料保護のため定期的に展示替えを行っているため、
外出や遠出が難しい日々が続いておりますので、ぜひ「館蔵品紹介」ページご活用いただき、
新型コロナウイルス感染症の拡大状況に鑑み、下記のイベントにつきましては、中止といたします。
ご迷惑おかけいたしますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。
2月14日(日)
※通常通りの開館時間です。モリキネカフェも同様。
2月14日(日)
本日よりコレクション展「拝啓、森鴎外様―鴎外に届いた手紙 PART2文学者のたよりを読む」が始まりました。
文学者(尾崎紅葉、斎藤茂吉、北原白秋、小山内薫、内田魯庵など20名)から鴎外に届いた手紙26通を展示しています。雑談交じりの長い封書、たくさん書くために行間に書き足した葉書など個性豊かな手紙から、鴎外の文学活動の一端を紹介しています。
解説文や資料キャプションを収録したミニ展示ガイドを販売中!差出人を分野ごとに示した「関連人物一覧」、関連略年譜も収録。B5判12頁、300円(税込)です。
通信販売もうけたまわっております。
展覧会期は2021年3月28日(日)までです。
(休館日:2月24日(水)、2月25日(木)、3月23日(火))