お知らせ

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 投稿日時: 2020-10-11 (1402 ヒット)

  

 

鴎外自筆「大正二年 当用日記」

 
第二章では、当館が所蔵する鴎外の大正2(1913)年の日記(次女・杏奴旧蔵)から、鴎外の一年間を追いかけ、関連資料と共に紹介しています。
 
107年前の今日、10月11日は土曜日でした。鴎外は長女・茉莉を小学校の校長先生の元へ連れて行き、自身が審査員を務めた文展(現・日展)の事務所や小石川植物園で開かれた医学博士・青山胤通の在職25週年のお祝いへ出かけ、三回忌を迎えた水彩画家・大下藤次郎の妻・春子に面会するなど、終日忙しかったようです。
 
日記の内容は簡潔なため、鴎外自身の細かな心の動きまで読み取ることはできませんが、父親として、文学者として、陸軍軍医として奔走する鴎外の日々を垣間見ることができます。満51歳の鴎外が駆け抜けた大正2年の日々を、是非会場でご覧ください。
 
 
※本展展示関連講演会のご参加も引き続き募集しています!詳しくはこちらをご覧ください。


 投稿日時: 2020-10-01 (1489 ヒット)

 新型コロナウィルス感染拡大の影響により、開催を見合わせておりました特別展「森家の歳時記―鴎外と子どもたちが綴った時々の暮らし」展示関連講演会の開催が決定いたしました!

 
本講演会は事前申込制となっております。申込方法は「イベント」ページをご確認ください。
 
 
●講演会1
「明治・大正期の年中行事と行楽―鴎外日記と子どもたちの随筆から」
講師:鈴木章生氏(目白大学教授、品川区立品川歴史館館長) 
日時:10月31日(土)14時~15時30分
申込締切:10月21日(水)必着
→詳細はこちら
 
●講演会2
「千駄木の家の春、夏、秋、そうして冬―長い、長い、幸福な日々―」
講師:須田喜代次氏(本展監修/大妻女子大学教授、森鴎外記念会常任理事)
日時:11月14日(土)14:00~15:30
申込締切:11月14日(水)必着
→詳細はこちら
 


 投稿日時: 2020-09-22 (1124 ヒット)

 明日、9月23日(水)は全館休館です。

9月24日(木)より通常通り開館いたします。

開催中の「森家の歳時記―鴎外と子どもたちが綴った時々の暮らし―」を引き続きお楽しみください。


 投稿日時: 2020-09-18 (1187 ヒット)

新型コロナウイルス感染拡大防止のための臨時休館に伴い、
31,32合併号としての刊行となった、文京区立森鴎外記念館NEWS最新号をアップしました!

巻頭コラムには、東海大学名誉教授・森鴎外記念館記念会会長の小泉浩一郎氏より、

「鴎外・短篇小説の魅力をご執筆いただきました。
また、加賀乙彦当館名誉館長には、コロナ禍で再注目されているカミュの『ペスト』を
再読いただき、
ご執筆いただきました。

本誌は当館での配布ほか、こちらでもご覧いただけます。

是非ご覧ください!


 投稿日時: 2020-09-07 (1526 ヒット)

森家かるた会記念寄せ書き 世田谷文学館蔵

第1章「森家の年中行事」の正月コーナーでは、森家で開かれた「かるた会」記念の寄せ書きを展示しています。


大正4年1月7日、鴎外の長女・森茉莉(12歳)の誕生日に、友人を招いてかるた会が開かれました。その記念として書かれたこの寄せ書きには、鴎外が年月日と「骨牌(かるた)会記念」と書き、その後に集まった少女たちがそれぞれ名前を書いています。6歳年の離れた次女・杏奴も参加していたようで、茉莉の隣に勢いのある大きな字で署名しています。
この寄せ書きは10月7日まで原資料を展示しています(その後は複製を展示します)。

特別展「森家の歳時記―鴎外と子どもたちが綴った時々の暮らし」は11月29日(日)まで開催しています。



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