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 投稿日時: 2019-12-06 (1423 ヒット)

永井荷風筆鷲津貞二郎宛はがき 明治36年11月27日消印 東京都江戸東京博物館蔵

kahuhagaki アメリカに渡って2ヶ月程経った頃、弟の貞二郎、威三郎に宛てて書かれた自筆の絵葉書です。「十一月二十六日はアメリカの大祭日、感謝祭(サンクスギビング)の日なり。」の文面に呼応するようにTHANKS GIVINGの文字があしらわれています。
 このハガキには、鴎外の叙事詩『長宗我部信親』(明治36年9月刊)を送って欲しいと書かれており、荷風がアメリカに渡っても鴎外の著作に関心を寄せていたことが伺えます。 
 
 このハガキは、12月28日まで期間限定でオリジナルを展示しています。
是非会場でご覧ください。(休館日:12月24日)


 投稿日時: 2019-11-29 (1186 ヒット)

以下日時にイベントのため、カフェを貸切にいたします。


日時:12月3日(火)13時~16時


この時間、カフェはご利用いただけません。


ご迷惑おかけいたしますが、ご了承ください。


16時より再開します、どうぞよろしくお願いいたします。


 投稿日時: 2019-11-25 (1072 ヒット)

 明日、11月26日(火)は第4火曜日のため全館休館です。


11月27日(水)より通常通り開館いたします。


開催中の「荷風生誕140年・没後60年記念 永井荷風と鴎外」を引き続きお楽しみください。


 投稿日時: 2019-11-12 (1985 ヒット)

 

荷風愛用の傘と下駄 永井壮一郎氏蔵

 
 東京に生まれ育った荷風が、東京を散策しながら、変わりゆく風景に好奇と悲哀の眼差しを向けて書き留めた『日和下駄』は、雑誌「三田文学」に連載された随筆です。荷風は散策の時にはいつも、「日和下駄(ひよりげた)をはき手に蝙蝠傘を持つて歩」いていたといいます。
 
 11月11日から、荷風が愛用していた傘と下駄の展示が始まりました!(会期終了まで)よく見ると、下駄には荷風の足の指の跡も残っており、下駄を履いて傘を手に散歩をする荷風の姿を想像させるに相応しい、貴重な資料です。
 
 『日和下駄』には、『崖』と題して、観潮楼(現・当館)を訪れた時の心象が詳しく記されています。下駄と傘の隣には、『崖』の「三田文学」掲載時の誌面なども紹介していますので、併せてご観覧ください。


 投稿日時: 2019-11-08 (1685 ヒット)

 荷風の初版本の中でも、出荷直前に発禁処分を受けた『ふらんす物語』(個人蔵)は、群を抜いた貴重本です。押収を逃れた少部数のみが現存するといわれています。特別展「永井荷風と鴎外」で展覧中の革装『ふらんす物語』は、荷風が所蔵していたというまさしく究極の一冊です。

今回の展示では、同じく荷風旧蔵の『あめりか物語』(日本近代文学館蔵)と一緒に展示中です。この2冊が並ぶのは、荷風没後以来といわれています。貴重な“再会”をお見逃しなく!!!


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