お知らせ

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 投稿日時: 2024-06-30 (299 ヒット)

展示替えに伴い、7月1日(月)~4日(木)は全館休館です。

7月5日(水)からはコレクション展「鴎外の『意地』のはなし―歴史小説『阿部一族』を中心に」を開催いたします。
鴎外初めての歴史小説集『意地』に収録された、『興津弥五右衛門の遺書』『阿部一族』『佐橋甚五郎』を館蔵資料や作品を読んだ文学者たちの言葉などを通して紹介します。是非お越しください。

 


 投稿日時: 2024-06-25 (503 ヒット)

開催中の展覧会から、展示資料を紹介します。

『新訂中等国語読本』巻5、6 明治書院 明治42(1909)年

この教科書は、中学校の国語の検定教科書です。鴎外の友人の国文学者・落合直文が編纂したもので、明治36(1903)年に落合が没した後も改訂を重ねました。鴎外は同41年頃からこの教科書の補修者として名を連ねています。

また、鴎外が編纂にかかわる以前の明治34年より、鴎外の翻訳『ふた夜』『埋木』、小説『うたかたの記』などが掲載されており、比較的早い鴎外作品の教科書掲載例と言えます。展覧会場では、教科書に掲載された鴎外作品を時代ごとにランキングし、上位5位までをパネルで紹介しています。是非会場でご覧ください。

 


 投稿日時: 2024-06-22 (330 ヒット)

6月24・25日(月・火)は全館休館です。

6月26日(水)より通常開館いたします。
特別展「教壇に立った鴎外先生」は6月30日(日)までの開催です。お見逃しなく!

 


 投稿日時: 2024-06-22 (393 ヒット)

本号の巻頭コラムでは、福澤諭吉記念慶應義塾史展示館専門員の横山寛氏に慶應義塾における鴎外、鴎外と福澤諭吉とを繋ぐ新資料についてご執筆いただきました。

館報は館内で配布中のほか、こちらでもご覧いただけます。


 


 投稿日時: 2024-06-16 (459 ヒット)

開催中の展覧会から、展示資料を紹介します。

坪内逍遙筆鴎外宛書簡 明治24(1891)年8月30日


東京専門学校(現・早稲田大学)の「文学科御教授の件」について依頼しています。「定めし御多忙と拝察候へども何卒隔週一回にてもよろしく候(後略)」と鴎外が忙しいことは承知しつつも、「生徒よりの懇願」を受けての依頼であることを伝えています。当時鴎外は、陸軍軍医学校で教官として勤めながら、主宰する文学評論雑誌「しがらみ草紙」を月刊で発行するなど、文筆を盛んに行っていました。
 

鴎外は明治24年9月より逍遙著作への批評を開始し、没理想論争へと発展していきます。鴎外が担当する美学の講義は明治25年3月より開講予定でしたが…その後どうなったのかは展示室でご覧ください。

 


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